「朝鮮ガンマン」1人の男の波乱の運命と愛を描いたアクションロマンス
「朝鮮ガンマン」の詳細は?
このドラマは剣から銃へ。時代の変わり目に生きた男の波乱の運命を描いたドラマです。
- 登場人物
- あらすじ
- 史実
2014年6月~9月(全22話)
「登場人物」
パク・ユンガン=長谷川半蔵
(イ・ジュンギ)
優れた剣の腕の持つ男。
父の死後、数奇な運命を辿り、日本人商人として父の敵を狙う。
チョン・スイン(ナム・サンミ)
開花した世の中を夢見る訳官の娘。
想いを通わせたユンガンを亡くし、快活さを失っている。
チェ・ウォンシン(ユ・オソン)
行商団の長でユンガンの父を殺した銃使い。
守旧派の刺客団として裏で銃使いを育成する。
チェ・へウォン(チョン・へビン)
ウォンシンの娘で行商団の仕事をサポート。
聡明で堂々とした女性で半蔵に惹かれていく。
(あらすじ)
列強諸国の干渉や近代化の影響を受けた激動の時代を舞台に、1人の男の波乱の運命と愛を描いたアクションロマンスである。
開化派と守旧派が対立する朝鮮王朝末期。
時の王・コジョンが指示する開化派の学者が次々と謎の銃使いによって殺され、武衛所の別将パク・ジナンは王命により捜査に乗り出します。
そんななか、ジナンの息子ユンガンは男装した娘スインを銃使いの手下と勘違いする。
2人は最悪の出会いをするが、父同士が友人であることからユンガンは彼女の家で世話になることに。
さらに、ユンガンとスインは開化派の書物をめぐり銃使いに追われるなか、窮地を共にして惹かれあっていく。
だが、ジナンが銃使いに殺され、罪人の子として追われたユンガンは、スインの目の前で銃弾に倒れる。
3年後、日本から商談のために長谷川半蔵という男がやってくる。
ユンガンに瓜二つの半蔵にスインは驚くが、半蔵の態度は冷たかった。
時代劇に定評のあるイ・ジュンギと、大ヒット時代劇「王女の男」の演出家、キム・ジョンミンがタッグを組んだ話題作である。
イ・ジュンギは、剣士ユンガンと日本人商人・半蔵、覆面の黒銃士という1人3役に扮してアクションからロマンスまで多様な姿を魅せた。
徳に、ジュンギ自ら考案したという銃を使った華麗なるアクションは圧巻である。
なにより、父の復讐のために剣から銃へ武器を持ち替え、非道な旧体制に挑んでいくユンガンの戦いは中世的価値観から近代的価値観へと移行する時代の躍動感と重なりスリリングである。
より開かれた政治を目指す開化派と保守勢力の対立、日本の近代化に影響を受けたクーデター「甲申政変」のエピソードなど、史実を織り交ぜたストーリーも見応えがある。
「史実」
(キム・オッキュンと甲申政変)
ユンガンの命を救ったキム・オッキュンは、日本で学び、福沢諭吉の支援も受けた人物で、朝鮮独立党の指導者。
日本の明治維新を模範とした改革を目指し、帰国後の1884年、劇中にもあるように日本の協力を得て甲申政変を起こした。
だが、王妃ミン氏が清に助けを求めたため、清の干渉を受け3日で敗退、日本に亡命した。
「朝鮮ガンマン」の詳細でした。