「テバク~運命の瞬間~」韓国ドラマのあらすじ詳細は?
「テバク~運命の瞬間~」のあらすじ詳細は?
2016年(全29話)
このドラマはアクションあり、ロマンスあり、復讐あり、家族愛あり、友情ありのドラマです。
(あらすじ)
1963年、第19代王・粛宗(スクチョン)の時代。
妓楼の厨房で働くボクスンは、賭博に明け暮れる夫マングムとの生活に疲れ切っていました。
政権掌握を企む李麟佐(イ・インジャ)は美しいボクスンに目を付けて、下女として宮中に送り込みます。
狙い通りボクスンはスクピンチェ氏として粛宗の側室に迎えられ、半年後に男児を出産する。
スクピンチェ氏は前夫の子だと疑われた我が子をマングムに託してその命を守る。
20年後、マングムの息子として育ったテギルは漢陽(ハニャン)を訪れ、タムソとヨニングンに出会う。
そんな中、イ・インジャの手でマングムが殺され、テギルは激しい復讐心を抱く。
スクチョンの息子として生まれながら賭博師になったテギルと、のちに第21代王・英祖(ヨンジョ)となるヨニングンの兄弟が命がけの大勝負を繰り広げる。
「ペク・ドンス」「火の女神ジョンイ」の脚本家クォン・スンギュがスクピンチェ氏の長男の永寿君(ヨンスグン)をモデルにテギルを生み出し、権力闘争と賭博の世界を描いた。
30代を迎えたチャン・グンソクが、都会的なイケメンのイメージを打ち破るべく、破天荒なテギルを気迫たっぷりに演じた意欲作です。
「太陽を抱く月」のヨ・ジングは、ヨニングンの孤独と苦悩を巧みに表現し、大人びた魅力を放っている。
チャン・グンソク演じる詐欺師として育った王の子テギルと、ヨ・ジング演じる王子ヨニングンの数奇な運命を翻弄するのは、巧みな策略で王座を狙っているイ・インジャ。
演じているチョン・グァンリョルは、高いカリスマ性と謎めいた一面を併せ持つ王朝の反逆者を見事に演じています。
そんな彼に対抗するスクチョンをチェ・ミンス、その側室のスクピンチェ氏をユン・ジンソが熱演している。
他にも、ギャンブル中毒のダメ男ではあるものの、テギルに深い愛情を注ぐ勝負師マングム(イ・ムンシク)をはじめ、金儲けしか目がない賭博場の女主人ホンメ(ユン・ジヘ)、側近として重宝されながらも王への複雑な思いを抱えるタムソの父キム・イス(ソン・ジョンホ)といった人間味溢れる脇役たちが物語の面白さを引き立てている。
(見所は?)
「自らの出生を知らずに育ち詐欺師になったテギル」
スクチョンとスクピンチェ氏の長男として生まれますが、王妃チャン・オクチョンの圧力により6ヶ月で捨て子になるテギル。
そんな出生の秘密は知らされず、養父マングムに愛情たっぷりに育てられたため性格は人懐っこくヤンチャである。
「飲む、打つ、買う三昧の朝鮮王朝の王子ヨニングン」
テギルが生まれた翌年、スクチョンとスクピンチェ氏の間に生まれたヨニングンは次期国王候補とは思えないほど大の酒好きで女好きである。
日々、身分を隠して町へ繰り出しては賭博をしていた。
偶然会ったテギルに対し、その場で賭け勝負に乗るノリの良さがある。
一見やりたい放題のお坊ちゃんだが、母に対しては強い尊敬の気持ちを持っている。
「テギルとヨニングンの愛と王座をめぐる兄弟の争いと絆」
自分が王子とは知らずに賭博師の息子として生きるテギルと、遊び人を装いつつも、民の現状を嘆くヨニングン。
偶然出会った2人はタムソを巡ってライバル心を燃やすが、やがてイ・インジャを倒すために手を組んで絆を深める。
だが、テギルが実兄だと知ったヨニングンは、彼を警戒する。
「テギルとイ・インジャの復讐と政権掌握を巡る因縁の争い」
イ・インジャの陰謀によって生まれたケットンことテギル。
イ・インジャに父を殺された彼は命がけの勝負に挑んで満身創痍の状態で崖を飛び降りる。
生きるために蛇をむさぼり食い、カニをかみ砕くワイルドな姿は、序盤のヤンチャで無邪気なケットンとはまるで別人である。
テギルという名で過酷な人生を歩み始めた彼は強敵のイ・インジャにどう立ち向かうのか?
(テバクを楽しむためのキーワード)
「テバクとは?」
タイトルの「テバク」とは「大当たり」を意味する言葉。
この物語は朝鮮時代の賭博を描いた点でも大きな話題になっている。
サイコロの目や銭貨の裏表を当てるシンプルなものから、命を賭けた勝負まで、スリル溢れるギャンブルが続々と繰り広げられる。
「スクチョンのファングク政治」
スクチョンの治世は、西人派と南人派の党争が激化していた時代。
スクチョンは政権を交互に担当させる換局を3度も行って二党を対立させて王権強化を図った。
イ・インジャは第4代に・世宗の血を引く名家の生まれだが、換局によって南人派だった家門が没落してスクチョンに恨みを持つようになる。
2人の男が王位と愛を賭けた勝負に挑む「テバク~運命の瞬間~」のあらすじ見所についてでした。