「王の女」あらすじ 韓国ドラマ 光海君への愛に生きた悪女キム尚宮の物語
「王の女」
このドラマはロマンスあり、愛憎あり、陰謀ありの光海君への愛に生きた悪女キム尚宮の物語です。
2003年10月から2004年3月(全42話)
1・登場人物
2・あらすじ
3・史実では
(登場人物)
光海君(チソン)
第二王子。
聡明で重臣や民からの信望も厚い。
周囲からの後押しを受けて世子の座をうかがう。
ケトン(パク・ソニョン)
王妃付きの女官。
光海君と愛し合うが、その美貌がソンジョの目に留まる。
利発で大胆な女性である。
ソンジョ(イム・ドンジン)
決断力に乏しく、後継者争いに頭を悩ませる。
朝鮮侵攻の際に都を捨て、民の怒りを買う。
イメグン(キム・ユソク)
側室の子で長男。
光海君を信頼している。
武術に優れているが気性が荒く、ソンジョと衝突する。
(あらすじ)
1591年、ソンジョは、子のいない王妃・ウィイン王后(ワンフ)を顧みず、側室の仁嬪(インビン)=ヤンファダンを寵愛していた。
ヤンファダンはまだ幼い息子・信城君(シンソングン)を世子にしようと考え、長男・臨海君(イメグン)との後継者争いが激化していく。
だが気性の荒い臨海君はソンジョと衝突してソンジョから見限られてしまいます。
一方、ウィイン王后は聡明な次男の光海君を世子にと考えて光海君もまた密かに機会をうかがうのだった。
そんな中、光海君は幼い頃に一緒に遊んだ宮女のケトンと出会い、2人は愛し合うようになる。
やがて、日本軍による朝鮮侵攻が始まり、王室は存亡の危機に陥る。
混乱の中、ソンジョは光海君を世子と定めます。
王室は首都・漢城(ハンソン)府(現在のソウル)を捨てて北へと逃走するが、世子となった光海君は戦地に赴くのだった。
一方、ウィイン王后はソンジョのヤンファダンへの情を断ち切るため、ケトンを側室に仕立て上げようとします。
チソンが純粋にケトンを愛する若き光海君を、初々しい魅力で好演しています。
またパク・ソニョンが、光海君のために王の心を虜にして政敵を排除していくケトンを一途な女性として演じて2人の愛の行方が注目されました。
王座をめぐる駆け引きを背景に、日本軍との戦いや明の干渉に苦しむ、当時の王朝の姿をまざまざと描き出しています。
「龍の涙」「女人天下」の演出家キム・ジェヒョンが、暴君として廃位された光海君を、国を憂い愛に生きた男として描き出しました。
また妊婦と名高いキム尚宮を、愛する光海君のために身を投げ出した女性として捉えて、新たな解釈を試みています。
(史実では)権力を振るったキムゲシ
歴史に記されているケトンの名はキムゲシで、光海君付きの女官だったが、ソンジョの寵愛を受けて特別尚宮となった。
彼女は光海君の支援勢力と手を組み邪魔者を排除して光海君が王位に就くと官僚イ・イチョムと共に権力をふるった。
「宮廷女官キム尚宮」では悪女、「華政(ファジョン)」では光海君側の策士、「王の顔」では光海君が愛するヒロインのカヒとして描かれています。
「王の女」韓国ドラマあらすじでした!