「風の絵師」天才絵師を脅かす宮廷の陰謀を描いたドラマ
韓国ドラマ「風の絵師」のあらすじは?
このドラマは師弟愛あり、サスペンスあり、ロマンスあり!
天才絵師を脅かす宮廷の陰謀を描いたドラマ。
2008年9月~12月(全20話)
(主な登場人物)
シン・ユンボク(ムン・グニョン)
養父によって男として育てられる。
型にはまらない画風が魅力だが、それが災いを呼んでしまう。
キム・ホンド(パク・シニャン)
天才絵師。ユンボクの才能を見いだす。
正祖(チョンジョ)に信頼されているため重臣には疎まれている。
チョンジョ(ぺ・スビン)
父・サド世子の肖像画を捜し出して父を復権させたいと考えているが、妨害にあってしまう。
チョンヒャン(ムン・チェウォン)
美しく気位の高い妓生。
気に入らない男は相手にしないが、ユンボクに心を奪われる。
(あらすじ)
同じ時代に活躍した天才絵師のキム・ホンドとシン・ユンボク。
2人のうちシン・ユンボクについてはほとんど資料が残っていないため、この作品以外にはあまり知られていない。
そこでユンボクがもし女性だったらという大胆な設定で、作家イ・ジョンミョンが書いたベストセラー小説をドラマ化したのがこの作品。
18世紀後半、朝鮮王朝では第22代王・正祖が王位に就いていた。
孤児ユンボクは、彼女の才能に目を付けた養父のもとで男として育てられる。
10年後、宮廷の図画署(トファソ)の見習い絵師となったユンボクはお忍びで出掛けた正祖の継祖母、貞純王后をそうとは知らずに写生してしまう。
この絵に激怒した王后は犯人捜しを命じるが、兄ヨンボクにかばわれてユンボクは助かります。
この事件でユンボクの才能を知った師匠ホンドは、本格的に彼女の指導を開始する。そんなとき、2人は正祖からサド世子の肖像画を捜し出すように密命を受ける。
共に任務に没頭するうち、次第に弟子と師匠以上の親密さを感じるようになる2人。だが、ユンボクが女性と知らないホンドは自分の感情にとまどっていた。
こうして互いに想いを寄せながら、口にすることもできずに謎の解明に全力を注ぐ2人だったが、彼らの行く手にはドス黒い陰謀がそこまで迫っていた。
ムン・グニョン演じるユンボクの中性的な魅力と、パク・シニャン演じるホンドとの師弟愛を超えた深い愛情の行方がドラマを盛り上げます。
「美人図」「端午風情」「月下常人」をはじめとするユンボクの作品や、ホンドの「シルム」「酒幕」など、2人の代表的な絵画の筆運びを流れるようなCGで精巧に表現するシーンも視聴者の話題になった。
(史実では)
(絵画で記録された朝鮮王朝)
朝鮮王朝には王の肖像画や宮中行事図、図面、陶磁器の文書など、あらゆる絵画を担当する国家機関、図画署があった。
画院は実技試験で選ばれたが、朝鮮前期の画院の身分が、決して高くなく第19代王スクチョン代の頃に待遇が改善されると新しい画風や芸沭の高い作品が産まれることになっていく。
「風の絵師」韓国ドラマのあらすじ詳細でした。